インターネット通信の技術

TCP/IP:インターネットの共通言語

インターネットは、TCP/IPという一連の通信ルール(プロトコル)の組み合わせで動いています。世界中のコンピュータが同じルールに従うことで、メーカーやOSが違っても通信が可能になります。

パケット通信:データを小分けにして送る

大きな写真やWebページを一度に送ると、回線を占領してしまいます。そのため、データは「パケット(小包)」と呼ばれる小さな塊に分割して送られます。

【元のデータ】
[データ1] [データ2] [データ3] [データ4] ...
1/4
2/4
3/4
4/4

目的地で再び合体!

※一部が届かなくても、TCPのルールによって「そのパケットだけもう一度送って」と再送を依頼します。

HTTP と HTTPS:Webのやり取り

ブラウザとサーバーがWebページをやり取りする際のルールです。

プロトコル状態特徴
HTTP 未暗号化 通信内容が「丸見え」の状態。パスワード入力などは危険。
HTTPS 暗号化済 HTTPをSSL/TLSという技術で保護したもの。盗聴や改ざんを防ぐ。

※現代のWeb制作ではHTTPS化(常時SSL)が必須となっており、HTTPのままだとブラウザから「保護されていない通信」と警告されます。

その他の主要なプロトコル

FTP / SFTP ファイルをサーバーへ転送するためのルール。Webページの公開(FFFTP)で使用。
SMTP / POP / IMAP メールを送信したり、受信したりするためのルール。

Web制作での重要性

私たちがFFFTPでファイルを「アップロード」しているとき、裏側ではデータがパケットに刻まれ、TCP/IPによって確実に届けられ、必要に応じて暗号化(SSL)されている……という流れを理解しておくと、トラブル時の原因特定(通信エラーなど)に役立ちます。