改行コード:見えない「改行」の正体

改行コードとは?

私たちがキーボードの Enter を押したとき、コンピュータは「ここで改行する」という目に見えない記号を記録しています。厄介なことに、この記号の書き方はOS(Windows、Mac、Linux)によって異なります。

主な3つの改行コード

元々は、タイプライターの動きが由来になっています。

● CR (Carriage Return) 行の先頭に戻る操作。
● LF (Line Feed) 新しい行へ送る(紙を1行分回す)操作。
名前記号主なOS
CRLF \r\n Windows の標準。
LF \n Mac / Linux の標準。
CR \r 古いMac (OS 9以前) で使われていました。

Web制作で「LF」が推奨される理由

Webサイトを公開するサーバーの多くは Linux というOSで動いています。そのため、制作時に改行コードを LF に設定しておくと、サーバーとの相性が良くなり、以下のようなトラブルを防げます。

制作のポイント:TeraPadでの設定 Windowsで作業していても、TeraPadなどのエディタを使えば「保存時に改行コードを LF にする」と指定できます。これが、標準の「メモ帳」を使ってはいけない大きな理由の一つです。

まとめ

「文字コードは UTF-8 、改行コードは LF」。
このセットをWeb制作の基本ルールとして覚えておきましょう。これだけで、原因不明のバグの多くを未然に防ぐことができます。